◆「半々和食」とは?

 

そもそも「半々和食」とは何なのか?

 

結論からお伝えすると「半々和食」とは、

 

【『加熱料理』と『生食&発酵食』を半分半分にすること】

 

です…

 

講座の中でもお伝えしていますが、病気の改善・予防のためには、「消化酵素がたくさん摂取できる食事」が必須です。

 

それは、「代謝酵素」が消化作用に回らないようにし、本来の「代謝酵素」の役割である新陳代謝を高めるため。

 

新陳代謝を高めること=元々カラダに備わっている「回復力」を活発化させること。

 

要するに自然治癒を早めるために消化酵素の多い食事が重要なわけですね。

 

そこが一番の肝。

 

そして、消化酵素の多い食事にすることで消化しにくい食物の未消化を防ぐことができるので腸や血液を汚すことなく、あらゆる病気の発症を予防できるわけですね。

 

ですから、酵素を含む食べ物を多く摂る必要があると。

 

生食&発酵食のここが問題…

酵素を多く含む食べ物は、基本的に生物(なまもの)と発酵食品です。

 

「それなら、献立の料理は全て生食と発酵食品でいいですね!」

 

というわけにはいかない…

 

確かに「全ての料理が生食&発酵食品の献立」なら大量の酵素が摂取できますから、

 

病気改善・予防のためには最高の食事であることは間違いないです。

 

自然健康・治癒学博士 松田麻美子先生も、

 

「生食&発酵食のみの食事に限りなく近いほどガン・糖尿病など重要な疾患も治る」

 

とおっしゃってます。

 

しかし、生食・発酵食は一時的にですがカラダを冷します。(食材によっては時間が経つと温める作用に変わります)

 

カラダを冷すと免疫力は低下します。

 

例えば、体温が1℃下がるだけで免疫力は30%低下し、代謝は12%低下するといわれてます。

 

冷たい食事は夏は良いとしても、冬に冷たい物ばっかり食べられないですよね?

 

だから、カラダが冷え切らないように温かい物、加熱食も合せて食べる必要がある。

 

それと「消化」の問題。

 

ヒントは、加熱でしか食べられない食品

食物のほとんどは生で食べられますが、中には消化に負担をかける食材もあります。

 

それが生の「豆類」「穀類」

 

それらは生のまま食べると、ものすごく消化に悪い…

 

そういうタネ類には、酵素の働きを阻害する成分が含まれているのですね。

 

その成分は加熱で消える…

 

ですから、大豆とか米は加熱しないと食べられないわけです。

 

(※玄米(糠)に含む酵素阻害成分の消失には17時間以上の浸水が必要)

 

玄米は17時間以上、水に浸してから炊いたほうがいいです。(※糠(ぬか)には「 アブシシン 酸」という猛毒が含まれている/浸水・加熱が必須)

 

食感的にいっても生の穀類・真似類は加熱してやわらかくしないとそのままでは硬くて食べられないですよね。

 

結論・・・これが「半々和食」

そもそも、現代人は加熱食に慣れてしまっているので生食ばかりの献立は食べにくい…

 

そういった理由で『加熱料理』と『生食&発酵食んも料理』を半分半分にした食事を推薦しています。

 

【『加熱料理』と『生食&発酵食料理』が半々になった献立】

 

それが、「半々和食」ということです。

 

『加熱料理』と『生食&発酵食の料理』の半分づつの献立は、酵素学の鶴見先生も推薦しています。

 

では、加熱と生食&発酵食を半分半分にする献立とは具体的にどんな献立なのか?

 

次の項では、「半々和食」で献立を組む際に必要な基準となる概念を伝授いたします。

 

この概念を知っておくことで酵素がしっかり摂れる献立が組みやすくなります。

 

 

 

次項、⇒『「健康献立の型」重要な概念』

 

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