★「基本の型」は理想の型!?
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ここでお伝えするのは、基本中の基本となる半々和食の「型」です。
酵素が十分摂れる献立が組める型になっていますので、
この型で組んだ献立の食事を継続すれば、十分な酵素が摂取でき、代謝酵素が活発になり新陳代謝が加速、
人間本来の「回復力」を取り戻せます。
「半々和食」健康献立「基本の型」 |
【加熱】主食(穀物):ごはん(または 麺類、十割蕎麦が理想) 【加熱】汁物:味噌汁(吸物) 野菜中心(肉魚を少し) 【生】壱の菜:生野菜のサラダ+豆類(加熱) 【生】弐の菜:野菜の酢物 【発酵】参の菜:発酵食品(納豆・発酵調味料と混ぜた料理など) 【発酵】四の菜:漬物(古漬け・キムチなど) 【生】水菓子:果物(加熱加工していないフルーツ) |
ザックリ解説しますと、
基本の型は加熱食は主食と汁物のみ、あとは全て生食・発酵食になっています。
主食は穀類なので、生では食べられないです、加熱するしか無いので「加熱食」…
汁物の存在意義としては、3つ。
1、カラダを温めること。
2、水分によって他の料理をのどに詰まらせることなく食べやすくする。
3、食物繊維を多く摂るための野菜摂取。加熱によって野菜の体積を減らすことができる。
4、豆腐類・肉・魚を少し加えることで「たんぱく質」を増やすことができる
5,味噌汁なら発酵食品である「味噌」から酵素が摂れる(調理温度の加減で多くの酵素を残すことが出来る)
そして、
壱~四の「菜」を生食・発酵食にして酵素をしっかり摂取する。
さらに水菓子の果物からも酵素が摂れる…(※水菓子とは基本的には「果物」のことを指します)
という酵素タップリの「型」になっています。
「四の菜」は、全体の酵素量(大体)に応じて加えます。
豆類でたんぱく源を増強 |
「壱の菜」でサラダに「豆類」がプラスされていますが、
豆類に関しては【「半々和食」とは?】の項でお伝えした通り、基本的には加熱しなければ食べにくいです。
なので、加熱食にはなりますが、「豆類」を加えることでたんぱく質の摂取を増やすことができます。
本来、肉・魚から得られるたんぱく質を「豆類」で補うイメージです。
また、豆と言えば「大豆」を思い浮かべますが、枝豆やミックスビーンズなど加えれば料理の彩りも良くすることが出来ますね。
少し応用法を伝授すると、豆類に飽きたら「豆乳」を使ったドレッシングなど加えて、
サラダをアレンジすることもできます。
豆類のアレンジは他にいろんな方法があります…
塩で酵素は失いません! |
弐の菜の「野菜の酢の物」は、加熱しない酢の物です。
酢の物は、「塩調理」と「茹でる・焼くなど加熱調理」の基本2つ種類の酢の物がありますが、
ここでいう野菜の酢の物は「塩調理」の酢の物になります。
塩調理とは塩をふって水分を抜き、やわらかくする調理です。
この調理は”加熱”ではないので、酵素を失うことはありません。
なので、「基本の型」に組み込むのは「塩調理」の野菜の酢の物になります。
漬け物も同じですね。
だから理想の献立なのです… |
で、お気付きになったでしょうか?
実はこの基本の型、「加熱食」と「生食&発酵食」が「半々」になっておらず、
品数的には加熱食より生食&発酵食が多くなっているのですね。
要するに「たっぷりの消化酵素が摂取できる」という大きなメリットがあるわけです。
ですから、この献立が健康食生活のための理想の献立であり、
「半々和食」の型の基本となるわけです。
しかし、そこがデメリットにもなる…
夏には最高の「型」。でも… |
生食・発酵食は基本的に冷たい物か常温の物です…カラダを一時的に冷すわけですね。
なので、
夏場には非常に有効な型ですが、秋冬春の寒い時期にはカラダを冷やし過ぎてしまうのです。
基本の型は、多くの酵素が摂れるので、健康的な食事のための理想の型ではあるのですが、
「カラダを冷す」という短所があることは合せて知っておいて下さい。
では、「秋冬春はどうすればいいのか?」という疑問が出てくると思いますが、
それは次項で詳しくお伝えします。
次の項以降で、「現実的な献立」と言い換えることもできますが、
カラダを冷し過ぎない「健康献立の型」…加熱と生食&発酵食がほぼ半分づつになる、
「本来の半々和食」の型をお伝えします。
次項、⇒『健康献立の型①』
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