メール講座 第1回目

『スポーツドリンクで歯がボロボロの小学生』

 

はじめにお伝えしたいこと

 

今、あなたがこの文章を読んでくれて

いるということは、

 

これまでにどこかで「食品添加物」の

情報を得て、危険性など知り、疑念や

不安を持ち、もっと深くっ知りたい
と思ったからだと思います。

 

これから、この「食品添加物の隠れた

真実」でお話しすることは、

あなたがどこかで得た食品添加物の情報

も一部含んでいると思います。

 

しかし、多くの添加物の情報は、

「○○の危険性がある!」といった話が

中心。

 

この講座では、その危険性がなぜ起こる

のか?についてまで踏み込んでわかり

やすくお伝えします。

 

この内容は、食品添加物の神様と言われ

ている阿部司先生の講義、また渡辺 雄二

先生や増尾 清先生のご著書の説明なども

含め、

 

私の実体験や読者さんから頂いた実体験

などの添加物の実害も併せてお話しします。

 

「添加物とは、どういうものなのか?」
「どうやって製造されているのか?」
「安全性はどうなのか?」

 

といったことを様々な食品を例に挙げて
説明していきます。

 

ですから、あなたがこれまでに知った

添加物の情報以上に詳しい食品添加物の

情報を知ることができます。

 

そして、その情報を冷静に受け止めて

頂き、適度に危険性を感じて頂くことで

、これまで何となく食べていた加工品

でも気に掛けるようになります。

 

ですから、食品添加物の多い加工食品に

気付くようになり、それを避けられる

ようになります。

 

ただ、現代の食生活において、加工食品

を100%を避けることは不可能に近いでしょう。

 

ですが、

 

”避ける”という行動を少しでも起こす

ことで、今よりも安心できる食生活に

なることをお約束いたします。

 

これから、
「添加物とは、どういうものなのか?」

をいろいろな食品を例に挙げて話していきます。

 

 

私たちの耳に入ってこない添加物の情報

 

各食品の添加物についてお話しする前に

まずの日本と世界の添加物の違いに

ついて少し知って頂きたい…

 

日本はここ十数年で100品目以上の
添加物をあらたに認可しました。

 

これは「国際汎用添加物(こくさい

はんようてんかぶつ)」

 

といって添加物を国際的に標準化して

どの国でも加工食品を輸出入できる

ようにしましょう、という活動。

 

世界の認定添加物を単に品目数だけで

比較するのは実は非常に難しい…

 

各国の食生活の違いや制度の違いに

よって、添加物の定義、対象食品の

範囲、また使用可能量なども異なって

おり比較は難しいわけです。

 

とはいっても、

 

品目数だけで見ると日本は約830品目、

アメリカで1600品目。(指定添加物と

既存添加物のみ)

 

他を基準にすると日本が世界1位になる

場合もあるのですが、

 

どちらにしても日本は、世界の中で認定

添加物が非常に多い国であることは

間違いないです。

 

にもかかわらず、認可される添加物は、

現在も増えて続けています。

 

これだけの多くの種類が認可され、

あらゆる加工食品に使用されているわけ

ですから、

 

日本人が食べてしまう添加物は1日平均

約3g、年間で1.2㎏以上になってしまう

といわれています。

 

この数値は、一部の添加物が含まれて

いない調査結果なので、実際はその数倍、

数十倍になるのでは?と懸念されています。

 

加工食品を多く摂る方なら年間で、

十数㎏もの添加物を体に入れている可能性

もあるわけです…

 

食品添加物といえば「発がんの危険性」。

これは大きな心配ですよね。

 

このような添加物でも厚生労働省は、

「微量だから安全、影響はない」という

わけですが、

 

年間十数㎏も摂取して、それが何年も

何十年も続いていれば、本当に影響がない

のか?

 

発がん性だけでなく、アレルギーの発症、

栄養損失、再起奇形出産、肥満、知覚障害

、糖尿病など様々なリスクもあるわけで、

 

疑問に思うことは普通のことではないで

しょうか…

 

で、

 

海外の添加物と日本の添加物は、種類の

異なるものもあって、完全に比較するのは

難しく、すべてとは言えませんが、

 

それでも大枠で見て海外で、禁止されて

添加物が日本では当たり前のように使用

されている。

 

これは近年、週刊誌や新聞でも大きく取り

上げられました。

 

また、これも非常に怖い話ですが、

他国の添加物を日本で認可する際は、

その国の安全データを使用します。

 

自国でその添加物について再検査など

しないのです。

 

だから、あっという間に許可が下りる。

 

他国の検査データを丸のみしていいのか?

 

おそらく、早く認可を出して他国の食品を

輸入できるようにするためだと思われます…

 

 

 

認可と反対に禁止になった添加物も
たくさんあります。

 

その数60品目以上。

 

品目数なので実際の物質数でいうと
もっと大きな数になると思います。

 

今まで散々食べた食品に使用されている

添加物がある日突然禁止になる…

 

これは、昔に比べ検査技術が向上して

いるため再検査によって発がん性など

が見つかるのです。

 

メーカーは厳しいレベルで検査をしま

すが、過信があるようですね。

 

一番不自然なのは、私たちが日々直接

口にするものなのに、そういった情報が

全くといっていいほど公開されない
いうこと…

 

本来なら「毎日の最新ニュース」並み

に公開すべきだと思います。

 

 

 果糖ブドウ糖液糖の正体

 

そんな添加物の中には、様々な

「人工甘味料」があります。

 

昨今、問題になっている「塩分」、

「脂肪分」、「糖分」。

 

その中の「糖分」で大きく関わって

いる1つが「清涼飲料水」

 

 

スーパーやコンビ二にいけば、
甘い飲料水って多いですよね。

 

あの甘味、意外ですがあまり砂糖は、

使われてないのです。

それは、企業が材料として使うには
原価が高くつくから…

 

ジュース類でよく使われている

甘味料の1つは「果糖ブドウ糖液糖」

 

これ、砂糖より安い。

 

聞いたことありますよね?

「果糖ブドウ糖液糖」。

 

「異性化糖」とも呼ばれていますが、
これどうやって作っているのか?

 

すごく簡単に説明すると…

 

遺伝子組み換えのトウモロコシ

でんぷんを遺伝子組み換えのアミラーゼ

で分解…

 

これで「ブドウ糖」になります。

人間が科学的に作り出した「糖」です。

 

で、清涼飲料水に使う甘味料は、

ブドウ糖の甘さだけでは物足りないので

、今度はイソメラーゼ酵素でさらに分解

して「果糖」にします。

 

「果糖ブドウ糖液糖」という名前は、

 

果糖、ブドウ糖のどちらかの量の
多さで変ります。

 

なので「ブドウ糖果糖液糖」もあります。

これは、たまり醤油などに入ってますね。

 

 

ジュースに主に使われる糖は

果糖が多い「果糖ブドウ糖液糖」。

 

なぜこれをジュースに使うのかと

言うと、

 

「冷やすと甘味を強く感じるから」

です。

 

冷すだけで砂糖の約1.7倍の甘さを感じます。

 

 

基本的に「果糖」は字のごとく果物に

入ってます。

 

冷凍みかんが美味しく感じるのは、

その効果があるからだと思われます。

 

ただ、自然の状態、組織の中に入って
いる果物の自然の果糖と人間が無理やり

分解して作った果糖では、私たちの体で

吸収の仕方が全然違うといわれています。

 

「果糖ブドウ糖液糖」は分解されている

物質ですから、摂取するとものすごい
勢いで血糖値が上がります…

そして、インスリンが分泌されて今度は

一気に下る…

 

これ、糖尿病の大きなリスク。

 

糖尿病は大人だけでなく、子供でも問題

になっています…

 

 

果汁40%、残り60%は何?

 

果汁40%のオレンジとかリンゴの

ジュースってありますよね。

「お~!40%も入ってる贅沢!」とか

いって、ほとんどの人がそれ以上何も思わない。

 

私も少し前までその一人でしたが…

 

「残りの60%はいったい何?」

「水で薄めてあるんだろ」とは考えますが、

「薄めたのになんであんなに甘いのか?」

とまで考えないのですね。

 

 

実は、その残り60%の水分に、

先ほど話した「果糖ブドウ糖液糖」が
たくさん使われているのです。

 

本来”ジュース”は、日本語で何かと

言うと「果汁100%」の飲み物。

 

果物を絞ったそのままがジューズです。

 

子供さんがよく飲んでいるのは、

”少果汁”ジュース。
なので、正しくはジュースでは

なく”ドリンク”です。

 

私も子供の頃は好きでオレンジの

ジュースなどよく飲んでいました。

 

当時は、あの甘さに癒されましたね。

 

で、つい最近、果汁40%のジュース

を数年ぶりに飲んでみました。

 

するとビックリするほど甘い!

 

「こんなに甘かったっけ?」と最後
まで飲み切れませんでした。

ちょっと気持ち悪くもなりましたし…

 

極端に言えば、大人が飲めない甘さ。

 

実は果糖は満腹感をあまり得られない

という特徴があります。

 

またラットでの研究では、甘味の中毒性

も証明されています。

 

果糖を多く含む「果糖ブドウ糖液糖」
には、中毒性があり過剰摂取の恐れ

ある…

 

過剰摂取が慢性化すれば、肥満になっても
おかしくないわけです。

 

子供たちは、この甘さを美味しいと

いって平気で飲んでしまう…

 

スーパーの食品の裏側をチラッと見る
だけでもわかりますが、

 

「果糖ブドウ糖液糖」は飲料水に

限らず、酢豚のたれとかポン酢とか

ドレッシングなど便利調味料を含めた、

数多くの加工品に使われています…

 

やはり大人がこういったことに気づいて
子供たちの健康を守る必要があるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

スポースドリンクで子供が虫歯…

 

スポーツドリンク、飲んだこと

ありますよね。

 

ポカリスエット、アクエリアス、などDAKARA

などたくさんの種類があります。

 

 

これらのスポーツドリンクにも入って

ます「果糖ブドウ糖液糖」。

 

これは、私が参加したセミナーで講師の

先生から聞かされた話ですが…

 

良かれと思い、子供にスポーツ飲料を

毎日飲ませていたお母さんがいました。

 

ある時からその子は酷い虫歯になり、
歯はボロボロ…とても小学生とは

いえない歯の状態になってしまい

ました。

 

 

「うちの子がこんな事になって…
どうしてこんなものを売っている

のですか!」

 

とそのお母さんは言いますが、

講師の先生から言わせれば、
「あなたが買うからですよ」

なのです。

 

この意味分かりますか?

 

みんなが求めるから企業はそれを

作る…

みんなが求めなければ作らない

のです。

 

 

はっきりした虫歯の原因は分かり

ませんが、

「果糖ブドウ糖液糖」も大きな原因の

1つではないかといわれています。

 

そのお母さんが子供にスポーツ飲料を

飲ませていた理由は、
「水より栄養があると思ったから…」
だそうです…

 

「知らなかった」ということもあるで
しょうが、

 

「みんなが飲んでるから大丈夫」では

なく、本当に安全なのか?と疑いを

持つことも大事なことかと…

 

また、近年では夏場になると一部の

学校では、

「水筒にスポーツドリンクを入れて

持ってくるように」と指導があるそうです。

 

学校の先生は、添加物についての知識

などほとんどありません。

 

そのまま、聞き入れて飲み続け子供さん

に何か起こってからでは遅いです…

 

口に入れるもの、子供に飲ませる

ものだからこそ、身近な加工品は

本当に安全なのか?

 

と、疑問を持つべきではないかと思います。

 

できれば、水筒に入れてあげるのは、

スポーツドリンクではなく、

 

ミネラルウォーターにレモンの搾り汁
と少量の岩塩を混ぜたものがいいです。

 

甘みを加えたいなら、はちみつを入れ

たり、レモンの代わりに甘みの強い

果実の搾り汁を入れれば飲みやすいです。

 

クエン酸の疲労回復効果、

ミネラルウォーターと岩塩からミネラル

の補給、塩分の補給もできます。

 

 

メール講座 第1回目 まとめ

 

今回は、

「清涼飲料水の果糖ブドウ糖液糖

の影響」について話しました。

 

どう感じましたか?

 

甘味料の添加物は、果糖ブドウ糖液糖

に限らず、様々な種類があり、発がん性

が証明されているものまであります。

 

微量ずつなら安全といっても

「チリも積もれば…」という考え方も

できます。

 

甘味料は数多くの加工食品に使われて

いますので、

 

今回の話を「添加物の隠れた真実」の

始めの一歩として覚えておいて頂きたい

と思います。

 

次回の講座では、

「レモンが入っていないレモンウォーター」

「”保存料無添加”のカラクリ」

をお届けします。

 

「健康的!」というような飲み物…本当に健康なのか?

 

じっくり読んで考えて頂きたいです。